宮城県のまん延防止等重点措置、仙台市は酒類の提供停止へ。
政府のまん延防止等重点措置再適用決定を受け、宮城県は対策本部会議を開催、①重点措置の対象地域を仙台市とし、市内の全飲食店に酒類の終日提供停止と午後8時までの時短営業を要請すること。②延べ床面積1000平方メートルを超える市内の商業、遊興施設などにも、午後8時までの時短営業を要請すること。③仙台市以外の飲食店については、午後8時までの時短要請、酒類提供を午後7時まで認めること。を正式に決定しました。
県が独自制度で感染対策を認証した店も時短要請の対象となります。
全面的に応じていただいた場合は、添付の通り、協力金が支給されます。
イベント等については、観客数の上限を一律5000人に設定。
映画館の営業、プロ野球やJリーグなどの試合は午後9時までとなるほか、仙台市内の百貨店などの地下食品売り場には、入場者に制限をかけるよう協力を依頼します。
また、県立学校の部活動は原則校内のみとし他校との練習試合や交流試合は自粛。
学校の休校や公共施設の閉鎖は見送られる方向です。
重点措置の適用期間は8月20日から9月12日までとなります。
度重なるご無理をお願いしていること、議会議員として忸怩たる思いですが、是非ともご協力をお願いいたします。
◆宮城県では新型コロナウイルス感染症のオーバーシュート緊急対策として以下の対策を実施いたします。
・宿泊療養施設の更なる設置
・抗体カクテル療法専用病床の確保(医療機関・宿泊療養施設)
・宿泊療養施設の健康管理強化(医師常駐・酸素投与能力増強等)
・東北大学ワクチン接種センターの更なる接種回数増
詳細については宮城県ホームページ等でご確認ください。
<宮城県HP対策本部会議>
https://www.pref.miyagi.jp/site/covid-19/21.html
<河北新報オンラインNEWS>
【速報】仙台で酒の提供停止決定
https://kahoku.news/articles/20210818khn000023.html
度重なる自粛要請・時短要請等により、コロナ疲れ、不公平感の高まり、社会の分断が指摘されています。
菅総理は記者会見で「諸外国のロックダウンは感染対策の決め手になっていない」との話をされていますが、これまでの飲食店をターゲットにした「時短要請」や「酒類の提供禁止」は感染対策の決め手になっているしょうか?
当初のパチンコ業、これまでの飲食業、今回の地下食品売場や大規模施設等など、家庭内感染が中心になっている現状を考えた時、特定の業種がスケープゴートに利用されることはあってはならないと考えています。
政府は、即応性のある対策が可能になるよう、早期に国会を召集し、未消化コロナ対策予算の組み替え、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の増額を行うべきです。
あわせて、①これまでの感染拡大の状況や対策の効果について科学的知見に基づいた検証、②政策決定過程の透明性を確保、③社会経済活動再開の中期的な対応方針の提示を求めます。