国際リニアコライダー建設実現議員連盟勉強会。
本日、岩手県議会・宮城県議会国際リニアコライダー建設実現議員連盟勉強会が開催されました。(宮城県議会はリモート参加)
北上山地(岩手県・宮城県)が有力な候補地になっている国際リニアコライダー(ILC)。
International linear Collider(国際リニアコライダー)とは、全長20キロメートルから50キロメートルの地下トンネルに建設される大規模研究施設です。
世界最先端の素粒子研究施設等の整備とともに、国内外の研究者が居住する国際学術研究都市や関連産業の集積が期待されています。
課題は約8,000億円と試算されている建設コスト。
欧米を含む国際協力プロジェクトであることから、費用の半分は各国負担を想定していますが、運転や維持管理に年間200億円程度のコストがかかるとの試算もあります。
一方で、ILCによるイノベーションの経済効果は、30年間で計44.7兆円(公益財団法人 日本生産性本部試算)
◆「先端加速器産業」の経済効果(一次効果)・・12兆1,300億円
◆「加速器利用産業」の経済効果(二次効果)・・32兆6,000億円
日本政府のリーダーシップが求められています。