お知らせ・活動報告

東京オリンピック・パラリンピック開催の可否について。

競泳の池江璃花子選手は「(出場を)辞退してほしい」「反対の声をあげてほしい」などのコメントが寄せられていると明かした上で、自身のTwitterにメッセージを投稿されたとの報道があります。

先ずは、決定権のない選手個人に責任を負わせるようなことは控えるべきだと考えています。

その上で、新型コロナウイルス感染症により、多く皆さまが先の見えない不安中での生活を余儀なくされています。
医療現場は切迫し、5月12日以降、緊急事態宣言の対象は6都府県、まん延防止等重点措置の対象は8道県に拡大。
医療従事者、介護従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーの皆さまには、感染リスクの高い現場で仕事をしていただいています。
飲食店や旅行業、商業施設等の事業者の方々は、休業要請や時短要請等、私権が制約され、甚大な経済的被害を被っています。

そんな中で、東京オリンピック・パラリンピックを開催できるのか?
多くの皆さまが疑問に感じることも当然だと思います。

年齢的に今大会が最後のチャンスになる選手もいます。
厳しい練習に耐え、人生をかけて、オリンピック・パラリンピックを目指してきた選手の皆さまには、本当に申し訳ないと思いますが、今の感染状況であれば、再延期、中止を決断をせざる得ないのではないでしょうか?

本来であれば昨年開催予定であった東京2020オリンピック・パラリンピック。
昨年4月、当時の森喜朗オリンピック委員会会長はオリンピック延期決定の際に「自身は2年延期案だったが、安倍首相が1年延期にこだわった」ことを明かされています。
当時から「1年延長では厳しい」との声が多かったのにもかかわらずです。

緊急事態のリーダーは本当に大変だと拝察していますが、どうか、再延期を求めて交渉を開始してください。

選手にも実害が及んでいます。
コロナ感染者に対する誹謗中傷は後をたたず、オリンピックを開催すれば、さらに社会の分断を助長してしまう可能性もあります。

大変な重い決断ですが、よろしくお願いいたします。

<追記>
個人的には、本当にオリンピックを楽しみにしています。
外れてしまいましたが、バトミントン、卓球、体操、野球、サッカー、マラソンのチケットを申し込みました。
何とか再延期で開催できるよう願っています。

<日刊スポーツ/池江璃花子に五輪辞退求める声「私は何も変えられない」SNSで思い吐露>
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/swimming/news/202105070001212.html

石田一也 後援会事務所

後援会会員募集中

所在地

982-0036
仙台市太白区富沢南1-23-5

TEL

090-2889-0805

FAX

022-745-2388