石巻市長選挙。「サンファン号の保存について」各候補の見解(石巻日日新聞より)が掲載されました。
石巻市長選挙が告示されました。
石巻日日新聞に各候補の政策・見解が掲載されたのでご紹介します。
東日本大震災から10年が経過し、これからの石巻をどうしていくのか?
本当に大事な選挙です。
期日前投票も可能ですので、是非投票所に足をお運びください。
この記事の注目点として、今年秋頃に解体が予定されている「サンファン・バウティスタ号(復元船)」に対する見解が掲載されていました。
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以下、サンファン号保存を求める世界ネットワークさんのフェイスブックページから転用させていただきました。
石巻市長選挙が行われます
4月25日に石巻市長選挙が行われ、明日告示となります。
4月13日付の石巻日日新聞に各候補者へのインタビューが掲載されており、サンファンについてのトピックも取り上げられています。
建造の際に石巻市も2億円強の支出をしており、市の財産でもあるサンファン号。
新しい首長の方にはサンファン号を生かしていく政策をしてくださることを望みます。
・阿部和芳氏
原寸大の船は魅力的で、保存ならうれしい。立場上、これまで代表者が決定したことを尊重したいと思っていたが、保存費用が県発表より低い金額だったので、再検討が必要。
・勝沼栄明氏
復元船は職人の集大成。観光のほか、英語教育やインバウンドツールとしても活用できる。市民主体の保存運動の盛り上がりに期待しており、私も保存を希望している。
・齋藤正美氏
市民の誇りであり、地域の貴重な財産。維持・復元が望まれているが、老朽化が進み、安全性が保てない状態にある。復元技術、財源など課題も多く、詳細な検討が必要だ。
・長純一氏
保存に全力を尽くす。保存の費用についてはクラウドファンディングなども活用して集め、市の文化遺産、観光資源として石巻市渡波から同市中瀬に移して保存する。
※豊沢氏については出馬断念の報道があったため省略いたします。
<サンファン号保存を求める世界ネットワークFBページ>
(1) サンファン号保存を求める世界ネットワーク | Facebook
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現存する木造船としては国内最大級。
解体されたら再建は難しくなります。
横浜国立大・平山次清名誉教授(造船工学)のご提案によると修繕費の削減も可能とのこと。
1/4寸のプラスチック模造船なら必要ないのでは?との声もあります。
なんとか現船を保存できないか?
私自身も最後まで努力します。