ウェブ版みやぎ県議会だより(2月定例会)を発行しました。
個人としては、予算特別委員会の総括質疑の内容が取り上げられています。
写真がイマイチですが…。(笑)
質疑内容は以下の大綱6点。
1、東日本大震災復興関連予算について
2、新型コロナウイルス関連予算について
3、新・宮城の将来ビジョン関連予算について
4、環境負荷の少ない地域経済システム関連予算について
5、文化芸術の振興関連予算について
6、宮城県戦略的魅力発信費について
その内、「環境負荷の少ない地域経済システム関連予算」についての質疑が取り上げられました。
<Q1>
令和3年度予算の中には2050年二酸化炭素排出量ゼロを目指すための予算が多く盛り込まれた。
再生エネルギー比率を増やすことと同時に、徹底した省エネルギー化の推進、例えば公共施設や住宅の高気密化等も大きな課題。
省エネ基準の説明義務化を契機に、UA値(外皮平均熱貫流率)を基準とした高気密・省エネ住宅に対する助成制度を検討すべきと考えるが如何か?
<Q2>
都市部における建築物の木造・木質化を推進する「みやぎ材イノベーション創出支援費」「県産材利用サスティナブル住宅普及促進費」について。
仙台市宮城野区に純木造7階建てのビルが完成した。
「都市に森を作る」というコンセプトで「COOLWOOD」という木質耐火部材によって中高層建築への木造の採用を可能にしている。
こういった新しい技術との連携も検討すべきだと思うが如何か?
2050年二酸化炭素排出ゼロ(ゼロカーボンシティー)を目指す上で、再生可能エネルギーの普及と省エネルギー化を同時並行で進めていかなければなりません。
村井知事からは、環境税を利用した県独自の省エネ政策に前向きな答弁がありました。
今回は時間が限られましたが、次回の一般質問で再度取り上げます。
<追記>
自民党では、原子力発電所の新設を目指す議員連盟を立ち上げたとのこと、被災地の議員としては本気なのか?と思ってしまいました。
2030年代の原発ゼロを目指して、再生可能エネルギー普及と省エネルギー化へ投資を集中すべき。
このままでは世界のエネルギー市場で取り残されてしまいます。
<宮城県議会ホームページ/ウェブ版みやぎ県議会だより>
https://www.pref.miyagi.jp/site/kengikai/dayori.html