【宮城県議会】建設企業委員会県外視察2
①AIを活用した道路点検システム(田原市)
②水道管凍結被害防止の取組み(豊田市)
③衛生画像を活用したAI漏水調査(豊田市)、について、説明を伺い、意見交換会いたしました。
田原市様の取組みは、三井住友海上火災保険㈱様のサービス「ドラレコ・ロードマネージャー」を活用することで、損傷箇所を可視化し、損傷から修繕に係る事務作業を簡素化しています。
さらには、路線単位の損傷状況を把握できることから、修繕工事の発注や今後の修繕計画を作成するための根拠になるとのことでした。
検出精度の向上や、損傷危険度の判定技術等など、課題はあるようですが、異常箇所の早期発見による事故防止や道路維持管理業務の効率化につながる取組みでした。
豊田市様の取組みは、いずれも衛生画像を活用したもの。
特に、衛生画像を活用した漏水調査の実証実験は、大変興味深い内容でした。
複数の衛生画像と水道管路データ(材質・使用年数・漏水履歴等)を組み合わせ、AI技術で解析することで、約100m四方の漏水可能性区域を判定できるそうです。
漏水的中精度は約3割とのことですが、漏水調査対象範囲が絞られ、調査効率は向上しているとのこと。
同市では、令和2年にシリコンバレーの企業が開発した水道管劣化予測ツールも導入しており、さらなる精度向上が期待できそうです。
課題解決に向けて、新しい技術を積極的に取り入れる姿勢は見習わないといけません。
お受け入れいただきましたことに感謝申し上げます。
勉強になりました!
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