【宮城県議会】会派を代表して、大綱8点についての予算総括質疑。
前向きな答弁もありました。
詳細は後日アップされるアーカイブをご覧ください。
渋い答弁(笑)だった提案については、継続して取り組んで参ります。
<新型コロナウイルス感染症関連予算について>
①5類感染症への移行後も、高齢者施設や障がい者施設の感染拡大防止対策やケア付き宿泊療養施設確保費等の継続が必要と思うがどうか。
②感染リスク等を理由に患者の受入れをためらう医療機関も想定されるが、どのような対応を検討しているのか。
③認知症の方の入院拒否や一般病院での診療拒否がおきないよう、対策の検討、県が策定する移行計画が重要と考えるが、如何か。
<東日本大震災対応予算について>
④これまでの震災対応予算について、県の実質的な負担額を除いた総額はどうか。また、市町村における総会計での震災対応予算の累計はどうか。
<仙台医療圏地域医療構想推進費について。
⑤4病院再編について、命や健康に関わる重要案件だからこそ、情報を開示し、関係者の意見を聞き、理解を醸成する過程が必要と思うがどうか。
⑥地域医療に責任を持つ宮城県として、地域の医療バランスが大きく変わる可能性のある仙台市との協議は必要不可欠と考えるが、如何か。
⑦同推進費による令和4年度の調査(予算8000万円)結果については、基本公開されるのか。
<子供・子育て関連予算について>
⑧来年度予算の編成にあたって、子ども・子育て関連予算は拡充できたのか、考え方についてはどうか。
⑨県内における放課後児童クラブの待機児童数はどうか。また、国は放課後児童クラブと放課後子ども教室の一体的な実施を推進しているが、取組状況はどうか。
⑩小学校施設を活用した放課後の居場所づくり(放課後アフタースクール)に、市町村と連携して取り組むべきと思うがどうか。
⑪百聞は一見に如かず。知事、教育長にアフタースクールの見学をお願いしたいが、どうか。
⑫医療的ケア児の支援には、入所施設の拡充や成人に移行する際の受入先の確保、医師や看護師の確保が必要だが、今後の見通しはどうか。
<DX関連予算について>
⑬県民の利便性向上にDXの更なる推進は不可欠であり、予算を拡充して取り組む必要があると思うがどうか。
⑭DX推進に向けて、他自治体の取組(「東京都デジタル人材確保・育成方針」「広島県DXSHIP」を参考に、人材の確保や育成策を検討すべきと思うがどうか。
⑮宮城県及び市町村共同オープンデータポータルサイトの掲載データについて、機械判読可能なデータ(RDFデータ等)への変更など、更なる改善が必要と思うがどうか。
⑯データ利活用、EBPMを推進するために、例えばデジタル版「みやぎ子育てパスポート」と母子手帳アプリと連携させることで、県民とのコミュニケーションのスマート化、地域事業者のネットワークの強化、更に各種データ分析による効果の検証が可能になると思うがどうか。
<生産性向上につながる投資的予算について>
⑰みやぎゼロカーボンチャレンジ2050戦略に掲げる、エネルギー消費量の削減目標が高い「業務部門」「家庭部門」「運輸部門」への投資を増やすべきと考えるが如何か。
⑱支援策が少ない流通業や小売業などを対象とした、光熱費高騰対を検討すべきと思うがどうか。
⑲流通企業8社の状況を確認したところ、様々な対策をおこなっても光熱費は昨対132%~176%に上昇している。例えば「自家消費型太陽光発電導入支援費」の500kw以上という条件を外すことで流通業や小売業も導入しやすくなると思うがどうか。
⑳課題解決型バリューチェーンモデル構築事業や園芸作物サプライチェーン構築事業、いちご100億円産地育成推進事業は、県が主導して新たな物流スキームを構築するものなのか。
<誰もが安心して暮らせる地域社会づくり予算について>
㉑障がい者の就労環境を更に良くするために、就労継続支援事業所利用者の技術向上に向けた取組を検討すべきと思うがどうか。
㉒性暴力被害を経験された方からご意見をいただいた。各種相談窓口に関わる関係部署、団体の連携強化とわかりやすい広報を目指してほしいがどうか。
<企業版ふるさと納税基金造成費について>
㉓基金の12億円について、基金を活用した事業の想定についてどうか。
㉔佐賀県のような、NPOなどの団体を指定して寄付できる「ふるさと納税制度」の導入を検討すべきと思うがどうか。
4病院再編については、今後、当事者である患者さん、ご家族、地域の医療機関・団体の意見を聞くこと。
また、立地自治体である仙台市とも意見交換すること。
あわせて、再編を進める根拠になる調査結果をできるかぎり公開すること、について答弁がありました。
人口減少化での地域医療をどうするのか?
残念ながら、すべての関係者が100%納得できる落としどころ、ベストの計画はないのだと思います。
先ずは当事者のご意見をお聞きすることから。
様々な課題、不安をできる限り解消できる、ベターな結論が出せるよう、引き続き、努力します。
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