あおいちゃんに心臓移植を。
4 回の手術をしたものの心臓移植しか生きる道がなく、現在は補助人工心臓とペースメーカーで命をつないでいます。
また、血栓や感染症による脳梗塞のリスクも高く、両親も24時間付き添い入院中とのことでした。
一日も早く、無事手術が終了して、おあいちゃんが元気になることを祈っています。
<あおいちゃんを救う会ホームページ>
https://ao-sukuukai.jp/
2010年7月の「臓器の移植に関する法律」改正により、「本人の意思が不明な場合には,家族の書面による承諾で脳死臓器提供が可能」となったことから臓器提供者(ドナー)の年齢制限はなくなりました。
しかしながら、国内ではドナーが少ないことから、未だに海外での手術に一縷の望みをかけるしかない現状があります。
海外の心臓移植は日本人は公的医療制度(保険)が適用されなく、手術費に加え、専用チャーター機による渡航費、予想が難しい待機期間やリハビリ期間の入院費など、個人では到底賄えない多額の移植費用が掛かることになります。
海外渡航移植について、日本での小児の脳死は否認し,欧米の小児の脳死を肯定するという,倫理的に重大な問題を抱えているとの指摘もあります。
法改正から12年が経過し、国内での手術数がどう増やしていくのか?改めて国民的な議論が必要なのかもしれません。
大変難しい課題です。