医療従事者等も4回目のワクチン接種へ。
岸田総理大臣が「現在60歳以上の人などに行っている4回目のワクチン接種の対象範囲を、医療従事者と高齢者施設のスタッフなどにも拡大し、来週以降、接種を始めること」を表明した、とのニュース。
厚生労働省は、当初4回目のワクチン接種について、「60歳以上の人の重症化を防ぐ効果しか現時点では明らかになっていない」とし、「エッセンシャルワーカーであることを理由に接種の対象にすることはできない」としていました。
先日の会見でも、後藤厚生労働大臣は「4回目接種の感染予防効果が短期間で減衰するとの科学的根拠は‟変わらない”」と述べられています。
重症化予防効果の方は持続するので、高齢者や基礎疾患のある人には効果が期待できる。
一方で、4回目のコロナワクチン接種をしても、社会防衛的な効果はあまり期待できないということだったのではないでしょうか?
効果があまり期待できないのに、とりあえず4回目を接種してくれでは、あまりにも場当たり的な対策です。
BA5による第7波は、予想以上のスピードで感染者を増加させています。
ワクチンの感染防止効果が期待できないとすれば、当面はクラスター防止を徹底するしかありません。
その為には、①検査体制②換気対策③医療機能確保④個々人の感染対策など、これまでの対策を拡充、徹底するしかないのだと思います。
エビデンス(根拠)に基づいた対策をお願いいたします。
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<NHK NEWS WEB>
首相 4回目のワクチン接種の対象 医療従事者などへの拡大表明 | NHK | 新型コロナ ワクチン(日本国内)