#東北の山の今と未来を考える会 に参加しました。
東京電力福島第1原発事故以降、我が国でも #再生可能エネルギー の利活用が進んでいます。
しかしながら、2030年度の新たな電源構成について、欧州では現状の33%から、2030年に65%まで引き上げることを打ち出しているのに対して、日本の目標設定は「36%〜38%」。
また、ここ10年で太陽光の発電コストは8割弱、風力は約6割下がっており、すでに世界の3分の2の国で再生可能エネルギーが最も安い電力になっています。
石炭火力が最安値の日本や韓国は世界の非常識になりつつあるようです。
#カーボンニュートラル を目指す為には、さらなる再エネ推進と建築物の断熱性能向上等の省エネ推進が必要不可欠です。
一方で、太陽光発電設備や風力発電設備による「自然環境破壊」や「健康への影響」が懸念される事例が増加しています。
本日は、「太白カントリークラブメガソーラーに反対する会」様、「耕野の自然と未来を考える会」様、「Protect Hakkouda 〜八甲田の自然を後世に〜」様、「なるこ温泉郷のくらしとこれからを考える会」様、「加美町&色麻町 加美郡の風力発電を考えるネットワーク(主催者)」様からの発表と、元産経新聞東北総局次長(フリーライター)・三枝玄太郎様の講演を拝聴し、現状と課題について学ばせていただきました。
開発に係る法整備に問題があるようです。
宮城県では2021年に「#宮城県太陽光発電施設の設置等に関するガイドライン」を策定するとともに、土砂災害のおそれがある場所への設置を規制する条例制定を進めています。
条例が制定されれば、出力50キロワット以上の太陽光発電施設を対象に「地すべり防止区域」「急傾斜地崩壊危険区域」「土砂災害特別警戒区域」「砂防指定地」の4つの規制区域で原則、設置が禁止されることになりますが、本来、国の責任で関係法令を見直すべきではないでしょうか?
【追記】
午前中の会合が押してしまい、10分遅参となりましたこと、主催者の皆さまにお詫びいたします。