【宮城県】津波浸水想定について。
5月10日に公表された宮城県の津波浸水想定について、本日、担当の宮城県(土木部)河川課から説明を受けました。
今回公表された「津波浸水想定」は、現時点で想定できる最大クラスの津波が悪条件下で発生した場合の「浸水の区域」と「水深」を表したものです。
各地域の想定図等は宮城県ホームページに公開されています。
<宮城県ホームページ/津波浸水想定の設定公表について(河川課)>
津波浸水想定の設定公表について – 宮城県公式ウェブサイト (pref.miyagi.jp)
「津波浸水想定の設定」を受け、今後、関係自治体が「地域防災計画の改定」や「津波ハザードマップ作成」「避難確保計画の作成」「津波避難訓練」等を実施していくことになりますが、東日本大震災から11年が経過し、新たな環境で生活をされている住民の皆さま、まちづくりを担ってきた自治体からは心配の声があがっています。
宮城県には、住民、関係市町に対する「丁寧な説明」と「強力なサポート」を求めるとともに、女川原発避難路にも影響が及ぶことから、「避難ルート」の見直しを含めた検討を求めます。
また、今後の行われる「地域防災計画の改定」等に係る財政支援については国が責任を持つべきです。